豊かな自然とやさしい人々が生きる瀬戸内の小さな島で、主人公・ももに訪れる不思議な日々を描いた家族の愛の物語。
子どもは子どもであるがゆえに親をよく知らない。その逆もまたしかり。親から見える子どもは頼りなく映るが、実が親が考えているよりも物事を考え成長していく。
「近いからこそ見えにくい“家族”」を、親と子それぞれの立場から描いたのは沖浦啓之監督。
約7年の歳月をかけて完成させた親子愛の物語は、かつて子どもだった人、これから大人になる人たちに贈るプレゼントだ。
声優陣には美山加恋、優香、西田敏行、山寺宏一ら演技派が顔をそろえている。